ドイツ・グッゲンハイム美術館にて、NY 在住の女性彫刻家フィービ・ワッシュバーン (Phoebe Washburn) の新作展 (展覧会リンク)
入り口近くにはビニールハウスっぽい外観のオブジェが。
芝生を種子から育てるための作業所のようですが、設備そのものは実際的な用途として不条理。
ベルリンのグッゲンハイムは小さいです。そして長いです。その、奥にずずっと入っていく空間の特性を利用して逆にオブジェの大きさをいっぱいいっぱいにする作家、多い気がします。何年か前に見た、室内を石膏取りして空間を反転させる作家レイチェル・ホワイトリードの展示がそうでした。
ベニヤ板製工場の中。
建物の壁内をぐるりとベルトコンベアーが回っています。 数分おきにいきなりがたがたと稼動して、光と水を与えられます。
アーチスト本人によると、展示期間中には芝生が増えて、ベニヤ板に繁殖して、工場の屋根を覆うほどまでになる計画だそうです。
展覧会は10月14日まで。(それまでには芝に覆われた屋根を見るのは無理そうです・・・)
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