ドクメンタXIIには、布を使った作品が目立ちました。
ここに挙げたのは全てフリデリチアヌムに展示されていたもの。他の会場にも、パッチワークやカーペットなど、現代美術や民族工芸品を問わずに並べられています。
クレーの版画 「新しい天使」 が掛かる階段を昇りきってすぐの部屋にはパフォーマンスとオブジェを組み合わせた作品が。
観客の視線の高さに吊るされた古着の中を数人のダンサーがもぞもぞと動きまわります。古着が人間の抜け殻みたいに思えてきます。
あるいはこんな作品。 女性を連想するモチーフが刺繍という女性の針仕事を連想させるメディアで表現されています。
こちらはドクメンタ・ハレに縫いぐるみ作品が展示されていたコジマ・ド・ボニンの作品。
写真作品。残念ながら作者名がわかりません。洗濯物。こうくると、布という媒体がずいぶんと日常に近くなってきます。
具体美術の作家、田中敦子。
こんなかわいらしいものも。(作者わかりません・・・)
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